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アイルランドに長期高校留学中の一学生の日記。
Co.Carlow在住。Co.Kildareにある高校に電車で通う毎日です。

鞠(まり)
1996/05/21 生まれの女子。
2013/08/09 よりアイルランドに留学しています。

2014年1月10日金曜日

NATION って、何だ。

(=゚ω゚)ノはうや!

昨日は音楽と歴史のテストの結果が返ってきたので、
全てのテストの結果が分かりました、鞠です!

全体的にみると

…赤点は回避してるけど、
そんなに良いわけじゃないよね。

というレベルです!
わあ、やらかした!
夏の期末をがんばります!


実はかなり心配していたアイルランド史もクリアして、
なんだかほんわかした私です。

私はアイルランド史として現在、
北アイルランドのテロ事件の辺り(血の日曜日事件とか)を
勉強しているのですが、
アイルランド史を学校で勉強できて良かったと思います。

一年お世話になる国、人たちの、
心の底の魂みたいなものに、
少しでも触れられるような気がするからです。


そのことを強く感じたのは先日の歴史の授業中、
校長先生が歴史の先生に用があって教室を訪れました。
校長先生は歴史の先生でもあるので、
私たちが勉強しているトピックを見て
突然仰有ったんですね。

「で、君たち。
  NATION、NATIONって言ってるけど。
  NATIONって、何?


NATION 

日本語では国、国民、民族と訳しますが、
先生がそのとき仰有った言葉は
そのどれでもあり、どれでもないようなニュアンスでした。


クラスメイトたちは、

「共和国になること」とか
「独立すること」とか
「北と南で一つの国になること」だとか

意見をあげましたが、
校長先生はそのどれにも頷きませんでした。

校長先生はゆっくりと

「歴史を勉強するなら、アイルランド人であるなら、
  君たちはそれが何なのか知らなくてはいけないよ。
  私たちの先祖たちは、それを追い求めてきたのだから」

そう仰有って、
教室を去っていかれました。


次の日、校長先生がいらした日に欠席していた
ニーフが、同じ質問を歴史の先生にされました。
ニーフはフィドルを弾いて、
アイリッシュ音楽の真ん中で、
大人に囲まれてアイルランドを感じている子でした。

質問を聞いたニーフは面食らった顔をして

「え、わ、わかんない…」

と言いましたが数秒後に、
まるでそれが当たり前すぎて答えにならないことのように
明日の天気でも言うように


「…自分たちで生きる、こと?」

Living yourself.


と、そう言いました。


彼女にしてみればきっと、
何でもないことだったんだと思います。

けれどもそれを聞いた私は、
心の奥にふわっと、アイルランドの緑の風が
舞い降りてきたような気がしました。

先生は表情を変えもせずに

「ああ、やっと答えがでたねと」

仰有って授業を再開しました。


アイルランド史の授業中、
リパブリカン(共和国支持者)のことを話すとき
先生は必ず「私たちは(We)」と言います。

「私たちは自由を追い求めた」
「私たちは暴力に訴えもした」
「私たちは内戦を起こした」

良いことも悪いことも、
自分たちの歴史なのだと語る
その口調が私は好きです。

そう言い切れるだけ、
自国民であるという意識があって、
国を愛している人たちを、
とても格好良いと感じます。


そして不思議な話ですが、
アイルランド史を勉強するにつれて、
日本の歴史をもっときちんと、
勉強したいなあと感じるようになりました。

自分の国を愛しているって、
何だかとっても愛おしいことのような気がして、
多分それは気のせいではないと思うのです。


…わはは!
今日は何だかポエマーです!
金曜日の学校ひゃっふー!

いってきまーす。


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2 件のコメント :

  1. アイルランドでアイルランドの歴史を学ぶことができるのはラッキーだと思います。
    私は英国滞在中に、仕事以外に、日本で言えばカルチャーセンターみたいなところでアイルランド史の勉強をしましたよ。
    Nation:難しいですね。一歩間違えば国粋主義みたいになってしまいます。とりわけアイルランド(国民)にとっては重いことばだと思います。
    鞠さんが今年(?)帰られる日本の街にはアイルランドやアイルランド文化の研究者がたくさんいますから、興味を継続してください。

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    1. >>ヒースさん
      先日やっとアイルランド史のお勉強が終了しました。
      話が入り組んでいて理解するのが大変でしたが、
      国の大切な部分を理解出来て嬉しく思っています。
      イギリスにカルチャーセンターがあるのですね!
      いつか行ってみたいです。

      今まで自分が日本国民であるとか、そんなことはあまり
      真剣に考えたことがなかったので、
      ニーフの一言はとても大きかったです。

      いつもコメント有難うございます。

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