(=゚ω゚)ノちゃお!
今日は先日、学校で出会った小さな日本のお話をしようと思います。
そう、あれはキャロル・サービスの日。
夜七時半から始まるキャロル・サービスのため、
学校に残ってみんなで自習していたときのこと。
私はイマの友だちのフランチェスカとお喋りしていました。
彼女は一つ年上の六年生で、
イギリス生まれでアイリルランドのクォーター。
しかしイタリアの血も混ざっているので、
名前はイタリア系という愉快な美少女です。
彼女は真面目に贔屓目なしで美少女です、やばい。
まあ、それは兎も角。
私たちはお喋りしながら勉強していたんですが、
ふと彼女が私の手元を見て、目を丸くして
「…私、鞠と同じ定規持ってる!」
と、叫んだんですね。
「待ってて!」とまた叫んで、どたどたとロッカーに走っていく彼女。
私はどういうことだろう、と思いました。
何故ならその定規は日本から持ってきたもので、
しかも天下の無印○品だったのです。
数分後、唖然とした私のところに戻ってきた彼女の手には、
何とも見慣れた筆箱がありました。
……紛れもなく無○良品さんのソフトカバーのなんかシリコンっぽいあれです。
「見て! これ、同じでしょう!?」
そう目を輝かせる彼女の筆箱の中には、
なんということでしょう無印○品の定規とゲルインキペンが二本、
入っているではありませんか。
「これ、私の従姉妹がくれたの! すごい偶然ね!」
……なんだって?(・∀・)
鞠「え、私これ日本から持ってきたんよ…」
チェスカ「え、鞠どこ出身?」
鞠「日本やけど」
チェスカ「え、……ぇええええええええ!?」
ナ、ナンダッテーーーーーー!?Σ(゚д゚)
おま、フランチェスカお前、知らんかったんかい!
チェスカ「いやあ、誰がどこ出身とか覚えてなくてさ。留学生だってことは知ってたんだけど……」
聞かれなかったから、言わなかったんです、私。
自慢じゃないですが、同学年なら全生徒私のこと知ってるもんで。
自己紹介しなくてもお喋りできますしね、うん。
チェスカ「てか、私の従姉妹日本人なの!」
鞠「へ」
チェスカ「従兄弟が日本人と結婚したの! だから、義理の従姉妹だけど」
ナ、ナンダッテーーーーーー!?Σ(゚д゚)←本日二度目
その後彼女は笑顔で
「こんにちは! さよなら!」
と日本語で言ってくれました。
それしか知らないんだと笑っていました。
それから日本語をちょっと教えてあげると、
従兄弟を驚かせるんだと意気込んでいました。
「私ね、日本に行ってみたいの。日本語が好きなんだ。
従姉妹の英語はとっても上手で、そう、鞠みたいに。あなたの英語、とっても上手だよ。
それで、いつも遊びに来たときは英語なんだけど、普段は日本に住んでいるから、従兄弟とは日本語で話してて。
それがすっごく、格好良いって思うの」
彼女はそう言って微笑んでいて。
きっと彼女の従姉妹さんは、
とっても素敵な方なんだろうなあと思いました。
アイルランドというのは
日本からとっても遠く離れているような気がしますが、
繋がってるんだなあと、感じた次第です。
それからフランチェスカは、
私に会う度に
「こんにちは!」と言ってくれるので、
また近いうちに朝は「おはよう」と言うんだと
教えてあげようと思います。
ありがとう、フランチェスカの従姉妹さん。従兄弟さん。
ありがとう、無○良品。
今日も鞠は幸せです。
追伸。
どなたか、何故無印◯品さんの二つ折り定規に
穴が空いているのかご存知でしょうか。
チェスカと友人のブローナがとても気にしていて、
鞠はそれを私たちに伝えるためにお客様電話サービスに電話するべきだ、
とまで言い出しているのです。
ブローナは「コンパスのように使うんだ!」
と言っているのですが、実際どうなんでしょう…?
アイルランド(海外生活・情報) ブログランキングへ